元気をもらいました!

鈴木建也(すずきたつや)

2010年02月11日 22:46


 2月9日に浜松企業塾の2月定例会があり、講師の元気が出るお話を伺ってきました。今回の講師は、1990年生まれ、豊川市出身の19歳の佐野有美(あみ)さん。先天性四肢欠損症で、あるのは短い左足と3本の指のみ。電動車椅子にのって登場し、自らの生い立ちや夢を明るく元気に語ってくれました。
 挨拶の後、ビデオが流されたのですが、もう最初から最後まで、薄暗い場内にも助けられ涙を遠慮なく流してしまいました。お尻でジャンプして縄跳びで70回飛べること、バタフライで100m泳げること、高校では「手足のないチアリーダー」として舞台にたったこと。彼女ががんばり屋であることに加え、周りの温かいサポートも素敵でした。彼女が弱気になった時、チアの先生が「手足は生えてこないんだから、元気に声を出しなさい!」と言った時の深い愛情には感銘しました。お母さんの名前が私の妻と同じで、長男も同い年でしたので、いろいろな思いが巡りました。

 現在はメディアへの出演、講演の他、ボイストレーニングやラジオのパーソナリティ講座にかよい、声優への夢を追いかけています。しかし、名古屋や東京での一人暮らしができないので、少し弱気な発言もありました。最後に写真撮影をお願いしましたが、「夢をあきらめないで、やりたいことは絶対にやろう!」と声をかけてしまいました。いろいろな大変なことが今後もあるかと思いますが、夢をあきらめない彼女の姿に多くの励ましをもらえる人がいると思います。それが、彼女の使命でもあります。彼女からいっぱいの元気をもらいました!ありがとう!!

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