浜松の都心再生を考える。

鈴木建也(すずきたつや)

2010年02月06日 23:28


 浜松市の「都心再生フォーラム」の第2回オフ会があった。この会は、市民で浜松市の中心街について考えようとフォーラム形式の講演会とオフ会による市民討議を重ね、最終的には「都心再生に向けた市民提案(案)」を発表する予定になっている。今日のオフ会では、静岡文化芸術大学文化政策学部の阿蘇教授の提言に続き、市民15名程度による議論をした。

 市民提案のたたき台も出されたが、個人的には一般論に近く、浜松にとっての提案でなく、市民が求める都心の姿が見えてこない中での提案が多いように思えた。私からは、浜松の歴史・文化・風土・財産に基づく市民のアイデンティティは何か?産業との連動があり、モノづくりから創造性豊かな企画・デザイン、文化・芸術等の高付加価値づくりを生み出す街、内外から人が集まる街の中核を都心が持つべきとの提言をした。

 次回は、「夢ある都心再生を目指して市民から提案しよう!」が2月20日、静岡文化芸術大学で開催されます。是非、皆さんも興味を持って参加してみてください。

関連記事