2010年02月15日
第2回都心エリアマ経営者セミナー

今回はパネリストに金沢21世紀美術館館長の秋元雄史氏、丸八不動産㈱会長・平野美術館事務長の平野修氏、静岡文化芸術大学の上野征洋副学長を迎え、コーディネーターを同大学の根本敏行教授が務めた。長い会議でしたので、響いた言葉を羅列します。
●街が衰退するよりも、自分たちは駄目なんだと自信をなくしてしまうのが1番怖い。
●楽しく、ハッピーなところに人は集まる。
●狂った人、馬鹿な人、見返りを求めない人、それを受け止める度量を持った人が、まちをつくる。
●自分たちを評価、批判することに陥り、傍観者になっている。
●都市(中心街)を辞める。家とコンビニ・スーパー、自動車があれば生活できる?
●がらっとイメージを変える都市戦略が必要だ。
●美術館から地域振興まで。子どものころに染み付いたことは一生ものだ。
●現代アートを泥臭く支える。頂点を高め、裾野を広げることが重要だ。
●ストック(歴史、既存施設)とフロー(利用者、観光客、情報発信)を一緒に考える。
●一人の目線で、平凡でない、画一的でない、魅力あるコンセプトを。
●多数決でなく、目先の利益だけでなく、お互いの違い、価値をさらけ出して、10年後の交わりを想像する。
何かよく分からない言葉が並んだが、つまりは、「浜松にあった文化芸術による個性ある都心を、行政、民間、大学、団体、市民がお互いの利害を超えて、大きく、緩やかに合意形成して、みんなで創っていこう」ということ。
大きな志を抱いて、私たちの街について考え、実行をしてもらいたいし、微力ながら私も尽力したい。
Posted by 鈴木建也(すずきたつや) at 22:44│Comments(0)
│街づくり