2010年02月20日
都心再生フォーラム第3弾

都心再生フォーラム 第3弾「夢ある都心再生を目指して 市民から提案しよう!」が本日開催された。これまで2回のフォーラムを開催し、さらにオフ会で市民提案について議論してきた。第3回目の最終回は、全体のまとめとして「都心再生への市民提案(案)」を説明し、その内容に基づいてパネルディスカッション及び参加者との討論会を行うとのことで、静岡文化芸術大学に向かった。
基調講演では、「浜松は次のゲームにも勝ち残れるか?☆次の時代のゲームは、競争より連帯、個人プレーよりチーム・プレー☆」と題して都市計画家の簑原敬氏が講演を行った。続いて都心再生に向けた市民提案(案)の説明 。パネルディスカッションでは、中川隆氏((株)ザザシティ浜松代表取締役社長)、御園井智三郎氏(浜松商店界連盟青年部長)、石田美恵子氏(「冬の蛍」第1回実行委員長)、山崎泰啓氏(浜松市副市長)、簑原敬氏の各氏がパネラーとなり 、コーディネーターを阿蘇裕矢先生(静岡文化芸術大学教授)務められた。私に響いた言葉は以下であり、私の勝手な解釈と見解を付けてご紹介します。いい加減な発言をお許し下さい。
●浜松は20世紀、工業化の時代に勝ち残った。
⇒成功体験が強すぎる。物、時、金、人さえも支配し、恵まれすぎた。だから、時代の進展に機敏に対応できない。危機意識が欠落している。
●浜松は21世紀、脱工業化、低炭素産業時代に勝ち残れるか?
⇒街づくりの軸を産業から生活環境に移す。PPP(市民・企業・自治体の連携)が鍵だ。大人になった合意形成ができるか?
●次のゲームのための資源は、自然的資源、歴史文化的資源、公共インフラ、社会的な協働姿勢だ。
⇒温故知新と灯台下暗し。無いものねだりでない、浜松の資源を活かした独自性を描く。
●次代には、創造的な人々が「たむろ」できる街並みが要る。
⇒もはや商業中心は終わっている。現状のインフラを活かして、もっと面白く楽しいことを創れる人々が集うことが重要だ。松菱を今のままの建物で、最悪の場所から最高の場所に変えることができる知恵と頭の切り替えが欲しい!
Posted by 鈴木建也(すずきたつや) at 23:46│Comments(0)
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