2010年01月17日
「パブリック・コメンント制度」って?

浜松市では、平成15年より「パブリック・コメント制度」を導入しています。市が計画や条例などを策定する時に、案の段階で市民に公表し、その案に対する意見や要望などを募集し、寄せられた意見、要望に対する市の考え方を公表するとともに、寄せられた意見、要望を考慮しながら最終案を作り上げていく一連の手続きのことです。簡単に言えば、市の考えてることに、市民から意見を求め反映するとのことですが、その案自体が凄いのです。現在、と言っても明日が意見募集期間の最終日ですが、「浜松市総合交通計画」と「浜松市都市計画マスタープラン」が公表されています。A4版でそれぞれ、148ページ、181ページあります。厚さは約1センチです。区役所や公民館のラックに刺さっていますが、相当の興味がないと手に取ることもないでしょう。もちろん市のホームページにも掲出されていますが、画面で見るのも大変だし、ましてやプリントアウトするのも紙とインクがもったいないと思ってしまいます。
市政に興味があったり仕事だからと言うのはあるでしょうが、そもそも市民から広く意見を聞くということからはかけ離れているよいうに思います。とは言え、全てを公にする市の立場としては、至極当たり前のこととも言えます。何かいい手はないのかなぁ、と思うのですがどうでしょうか?ここはやはり、市民の側が市政について私たちが住んでいる街のこととして、日頃から興味を持ち、問題意識を持って、こうした情報に注視することで全てを読み込まなくても意見を言えるようにしておくべきなのでしょう。しかし、すごい情報量です。内容も難しいです。まずは、コツコツと読み進めてみます!
Posted by 鈴木建也(すずきたつや) at 21:51│Comments(0)
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